日本は人間関係の希薄化がとても深刻で、孤立が自立の大きな妨げとなっています。
〜就職時、身元保証人がいない、緊急連絡先が見つからない〜
就活問題に直面している就職困窮者の救済活動にぜひご協力ください。
皆様の暖かいご支援をお待ちしております。

現在のところ、身元保証人紹介業、緊急連絡先の代筆業等に対する業務所管官庁がなく、全国で複数あるとされる身元保証代行行を運営する団体の経営実態を把握できていません。

ワーキングプアから連鎖する非婚化、単独世帯の拡大を背景に地縁や血縁といった人間関係の希薄化が進むなか、とくにミドル・シニア世代となると、多くの民間企業で正規雇用の就職内定時に提出を求められる身元保証人、緊急連絡先を確保するのが極めて難しい状況であり、就職困窮者が急増しています。
当会では、相互扶助の理念に基づき有益な人材を労働市場の提供の場からどう守るのかを考えており、身元保証人、緊急連絡先を確保する対策を推進しています。

民間の保証団体などが提供している就職時、身元保証代行サービス、緊急連絡先代筆サービスは全国に複数あるとされるが、そういった業者を使用してしまった場合に一切責任をとってくれないことがほとんどです。
しかも公益法人だけでなく、株式会社やＮＰＯなど、さまざまな形が混在しており、そられ業態の信頼性や安全性を考えると法人など団体の種類や規模は基準にはならず、法人などの団体の代表や運営者に、その団体を設立した理念や、活動している背景を詳しく聞いて納得し、あとはご自身の「直感」のみでしかサービスの信憑性を確認する方法がないのが現状です。

なんとも心許ない状況ですが、今後、保証人代行業界の全体を監督する

官庁・制度の法整備が求められます。
当会では、こうした就職時の身元保証人、緊急連絡先等の仲介業界の実態が今だ不透明で世間で詳しく周知されていない状況を踏まえ、民間べ−スで幅広く身元保証人等紹介ビジネスの調査、分析を行い、保証人等紹介業全体の諸問題を正しく国民に理解させるよう努めていきます。